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日本人はともかく形だけを採り入れるのが好きである。内実が空っぽのほうがより大勢に受容される。キリスト教国家は金持ち国家であり、先進国家である。日本は近代国家になったときから国策として金持ち追っかけをすすめた。ともかく金持ちはカッコイイ、金持ちのなんでもかんでも猿真似をしようという国になった。禁欲や抑制は美徳ではなくなった。  解放された金持ち憧憬が、キリスト教教義ではなくて、クリスマス慣習だけを受容した。宗教や思想を受容したのではなくて、金持ちの生活スタイルを真似ただけであるから、スタイルは下半身だけに受容されたのである。  クリスマス・イブというのは金持ちイメージの真似だけである。だから中身は空っぽでいいのである。ともかく金持ちの真似をして、金持ちと同じことをしていれば、満足なのである。社交やカップルの文化が興隆すれば、多くのマーケット、業界が潤えばいいのであって、キリスト教教義はどうでもいいのである。

なぜ聖夜が「性夜」になったのかについての考察 | 考えるための書評集
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